蓄電池システム

高い安全性や機能性をもった電気自動車のリチウムイオンバッテリーは、フル充電時のバッテリー容量の減少にともない、車載用として使用されなくなります。
今後増加することが見込まれる電気自動車の使用済みリチウムイオンバッテリーをリユースすることで、その安全性や機能性を活用するだけでなく、環境負荷を低減し、脱炭素社会の実現に貢献します。
将来的には、蓄電池システムとして使用したバッテリーを新しく製造するバッテリーの原材料としてリサイクルする、サーキュラーエコノミーを推進していきます。

震災や豪雨など災害によって発生する停電に備える、車載用リチウムイオンバッテリーをリユースした蓄電池システムを提供します。無停電電源装置（UPS）の内蔵やIoTによる連携、持ち運べるサイズ感など、多様な機種をラインナップ。停電時における電力のバックアップ手段や、BCP（事業継続計画）対策として活躍します。

低品質なリチウムイオンバッテリーには、設計の不備や材料の不純物、製造プロセスの不備などにより、定格容量を発揮できなかったり寿命が短かったりする問題に加え、火災が発生する懸念が存在します。
I-PEXの蓄電池システムは、世界トップクラスの安全性と高性能を実現した電気自動車向けのリチウムイオンバッテリーをリユースするだけでなく、リユースバッテリーのコントロールに特化したバッテリーマネジメントシステムを搭載することで、安心・安全なバッテリー活用を実現します。