直近の決算概況

2020年12月期第2四半期の概況

当第2四半期連結累計期間において世界経済は、米国では新型コロナウイルス感染症の影響により景気が急速に悪化しており、中国では同感染症の影響が薄らぎ経済はプラス成長に転じたものの、その勢いは限定的なものとなっております。欧州でも同感染症の影響によりさらに景気下振れリスクが懸念されております。
わが国でも、期間前半は雇用環境や企業収益などが緩やかな回復傾向にありましたが、後半は同感染症の世界的流行に伴い、景気が急速に悪化するなど厳しい状況で推移しました。

このような経済環境の中、当社グループは、第2四半期において自動車部品事業を中心に需要減少や生産拠点の操業短縮等の影響を受けましたが、好調なノートパソコン向けコネクタ等が下支えし、全体としては概ね堅調に推移しました。

当社グループの電気・電子部品事業は、付加価値の高い高周波・高速伝送特性に優れたコネクタの伸長により前年同期を上回る結果となりました。細線同軸コネクタは、在宅勤務等の拡大に伴い、ノートパソコン需要が堅調に推移したことから、第2四半期も高水準の受注が継続しました。アンテナ用超小型RF同軸コネクタは、スマートフォン市場の減速を受け低調でしたが、ノートパソコンやルーター向けは比較的堅調に推移しました。また、基板対基板コネクタは、5G対応スマートフォンの通信モジュール向けにシールド特性に優れたコネクタが好調を維持しました。HDD関連部品は、新型コロナウイルスに伴うサプライチェーンの混乱等もあり低迷いたしましたが、そのような中でもサーバー向けの需要は比較的堅調に推移しました。

自動車部品事業は、自動車販売が急速に減少したことが影響し、センサやコネクタ等の自動車部品需要が低調となりました。第1四半期においては新型コロナウイルス感染拡大の影響は限定的なものに留まりましたが、第2四半期に入り、自動車部品メーカー等の在庫調整が顕著となり、受注が大幅に落ち込む結果となりました。

設備事業は、昨年来の半導体景気の後退に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要の減速から各半導体メーカーの投資に慎重な姿勢が見られたことから、半導体樹脂封止装置や金型等の需要が低迷しました。

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は24,334百万円(前年同四半期比4.3%減)、営業利益640百万円(前年同四半期は営業損失276百万円)、経常利益794百万円(前年同四半期は経常損失550百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益301百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失643百万円)となりました。